【完全版】独学未経験から動画編集のプロになる方法
近年、注目度が高まる動画クリエイター
スマートフォンの登場で、ぐっと身近な存在となった動画コンテンツ。あらゆる場面で活用されており、近年ますます需要が増えています。それに伴い、動画の制作・編集を手がける動画クリエイターへの注目も高まっています。
「動画クリエイターを目指したいけれど、専門学校や大学に通うのは難しい……」そうした悩みを持つ方もいるではないでしょうか?
本記事では独学未経験から動画クリエイターを目指す方法を徹底解説しています。動画クリエイター志望の方は必見です。
独学で動画編集を身につける3つの方法

動画編集は、映像の専門学校や美術系大学で学ぶのが一般的なルートです。
しかし、最近では動画編集の需要に比して学習コンテンツが充実してきており、独学で動画編集の基礎を学ぶ環境が整ってきました。ここでは独学で動画編集を身につける3つの方法をご紹介します。
・チュートリアルやYoutubeの動画で学ぶ
最近ではYoutubeで動画編集のコツ、テクニックを解説している動画が増えてきました。「Adobe Premiere Proを使ってこの表現をしたい」など学ぶ目的が明確なときに活用すると効果的です。
全て無料で学べるため、初心者の方はここから動画制作の感覚を身につけていくといいでしょう。
次におすすめ無料動画コンテンツを紹介します。
・Adobeチュートリアル
代表的な動画編集ソフトであるPremiere Pro、After Effectsを利用する方は必見。Adobe社公式が動画編集ソフトの基本的な操作を解説する動画を挙げています。動画編集する上で欠かせない必須のスキルが集まっているため、一度は学習しておきましょう。
・本から学ぶ
独学で動画編集を身につけるとき、本から学ぶのも一手です。動画編集ソフトの操作はもちろん、動画構成の組み方、作成手順のコツが詳しく書かれた本など、Youtubeのチュートリアル動画ではカバーしにくい領域に関しても知識を得ることができます。
メリットは動画編集の基礎を網羅的に、しかも安価で学べること。動画編集の基礎知識を体系的にじっくり学びたい方は手にとってみてください。
プロが教える!Premiere Proデジタル映像編集講座 CC対応
Adobe Premiere Proユーザー向けの学習本にぴったりの一冊。初めて編集ソフトに触れる人でもわかりやすく、基礎を一通り押さえられる本です。まずは編集の基礎を網羅したい方におすすめです。
編集ソフトに関わらず、動画編集に携わる全ての人が知るべき制作の基礎が詰まった一冊。編集スキルだけでなく動画編集を仕事にするために幅広い知識がほしい方は必読です。
After Effectsのエフェクトを網羅している本。動画制作のお供として、適宜辞書のように調べていく使い方がおすすめです。
中級者向けにはこちら。エフェクトをスクリプト形式で制御するエクスプレッション等を学べる本です。
VFX系のチュートリアルが充実している本。中級者以上向けです。
・オンライン学習サービスで学ぶ
Youtubeなど無料コンテンツだけでは、動画制作に必要な知識・スキルの網羅性が低く、数もまだまだ不足しているのが欠点です。その場合、有料のオンライン学習サービスを活用していくとよいでしょう。
・Udemy
Udemyは世界最大のオンライン動画学習サービス。デザインや写真、プログラミングなど、数多くの学習コンテンツが揃っていますが、動画編集のコースも扱いがあります。自分が学習したいコースを選択し、買い切りの形で動画を視聴するシステムです。目安として約10時間の動画学習コースを約1万円〜となっています。
独学で動画編集を学ぶメリット、デメリットとは
動画クリエイターを目指すために独学をすることは大きな挑戦です。動画編集を学ぶために専門の学校へ通う場合と比較して、独学にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?以下で確認していきましょう。
・独学のメリット
1.金銭的負担が小さい
独学の最大のメリットは、金銭的負担が小さいこと。動画の専門学校に通う場合、2年間で約200万円以上の学費が必要になることも。一方、独学ではYoutubeなら無料、有料コンテンツでも数千円〜数万円程度になります。動画編集はパソコンや動画ソフトなど初期投資にお金がかかってしまうため、学費を最小限に留められるのは魅力的です。
2.時間・場所の制約がなく、自分のペースで学べる
独学では時間・場所の制約がないため、いつでもどこでも学ぶことができます。専門学校では授業が平日日中にしか開講されていないことも多く、社会人として働きながら動画クリエイターを目指す人にとっては現職との両立がしづらいことも。独学であれば自分のペースに応じて学びを進めることができます。
・独学のデメリット
1.実践的なスキルが身につかない
動画を仕事にする前提ならば、独学のみでは実践レベルに到達するまでの学習効率が悪いといえます。
動画編集を行う際には、作業効率を高めるワザ、頻出のエフェクトなど実際の制作場面では活用されている小技がたくさんあります。そうした暗黙知は独学では身につきづらいため、仕事で実践的に使えるスキルが欠けている状態に陥りやすいです。
2.自分の実力が計りづらい
動画制作をはじめ、クリエイティブなスキルは資格勉強とは違い点数化しにくいです。そのためプロの動画クリエイターのレベルに対して今の自分の実力がどの程度なのかわからず、学習のベンチマークが立てづらい点は独学のデメリットとなります。
3.モチベーションを保つのが難しい
独学には強制力がないため、学習のモチベーションを保つのが難しいのもデメリット。動画クリエイターとして活躍するにはかなりの学習時間が必要になるため、独学のみでプロレベルに達するまで継続的に学び続けるのは相当の意思と覚悟が必要といえます。
独学から動画クリエイターになる方法

1.動画制作会社で正社員を目指す
動画クリエイターとして生計を立てる方法の一つとして、動画制作会社に正社員として就職を目指す道があります。
しかし、動画制作会社は、スキル重視で採用選考を行うことも多く、実務経験のない未経験者が飛び込んでもなかなか採用に至らない厳しい現実があります。
その場合、まずは編集アシスタント・アルバイトとして動画制作会社で働いて実務経験を積みながら、自分のスキルを示すポートフォリオを制作し、正社員登用を目指すのが確実です。
2.フリーランスとして動画制作の案件を獲得する
独学から動画クリエイターを目指すにあたって、フリーランスの動画クリエイターになる選択肢もあります。
まずは、友人・知人からの動画制作の案件を受けて実績を積んだ後、クライアント候補となる企業へ営業をかけて動画制作の案件を獲得していきます。
フリーランスの動画クリエイターには動画編集スキルだけでなく、営業力、コミュニケーション力、制作進行のディレクションなどビジネススキルも大いに求められます。フリーランスの道を考えているならば、幅広いスキルを身につけておくことを意識しましょう。
効率よく実践的なスキルを学ぶなら動画編集スクールへ
今回の記事では、独学未経験から動画クリエイターを目指す方法をお伝えしました。独学であっても着実に学習を続けて、ポートフォリオで実績を示せば、未経験者から動画編集のプロになる道は開けています。
しかし、プロを本気で目指すなら独学は非効率なのも事実です。
「専門学校に通うまでの学費と時間はない。でも本気で動画編集のプロを目指したい」そのような方には、動画編集スクールが向いているでしょう。
ぜひ自分に合った学習方法を検討してみてください。
動画クリエイター養成スクールといえばMOOCRES(ムークリ)。
東京・大阪の2拠点で開講し、たった6ヶ月で実践的な動画編集スキルが身につくカリキュラムが充実しています。Adobe Premiere Pro、After Effectsの技術はもちろん、営業術、クライアントとの交渉方法などの講座も行われ、動画制作の仕事で稼ぐことに特化したスクールです。
動画クリエイターへ転職を考える社会人の方、動画制作のフリーランスとして活躍したい方に特におすすめしたいスクールです。
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